日本矯正歯科学会認定医・矯正歯科専門医

 認定医 や、専門医についてのお問い合わせを受けることがありますので認定医制度矯正歯科専門医制度についてお伝えいたします。
 日本矯正歯科学会は矯正歯科の臨床、研究に従事するほとんどの人が集う日本最大の学会であり、学会認定医学会認定矯正専門医とは、その日本矯正歯科学会が一定の基準に従って審査し、その基準を満たしていると認定した矯正歯科医のことを言い、この資格は矯正歯科専門医として認知されたことを意味する最も重要な資格と言えます

認定医制度の目的

 日本矯正歯科学会では、矯正歯科医療の水準の維持と向上を図ることにより国民に適切な医療を提供することを目的とし、適切な学識、技術、経験を有する者を学会認定医としています。

認定医資格
 歯科医師免許を有するもので、5年以上の会員であり、大学矯正科などの学会指定研修機関における矯正歯科基本研修およびその機関を含めて、5年以上にわたり、矯正歯科臨床研修を修了または、同等の学識、技術、経験を有すると判断され、矯正歯科臨床に関連する刊行物への報告を発表した者が受験資格を有します。その内2年間以上、2640時間以上の大学病院等での修練期間と150症例以上の臨床研修が課せられています。この様な厳格な資格審査を行い合格し、登録した者が認定医として認められます。

認定医の更新
 認定医は5年ごとに認定の更新を行わなければならず、更新資格として学会参加による所定の研修ポイントを獲得の上、学会が認めた刊行物または学会集会において、矯正歯科臨床に直接関係する報告を行わなければなりません。

専門医制度の目的

 日本矯正歯科学会は、矯正歯科領域における高度な臨床技能と学問的知識の向上を奨励し他分野における歯科医師または医師らと互いの専門性を尊重し協力しあう事により良質な医療の供給を図り、国民の健康と福祉に貢献することを目的とし、この水準に合致する矯正歯科診療能力を備えた者を専門医として認定しています。
 専門医は、矯正歯科領域における診断、治療および術後管理に関して高度な医療技能と経験ならびに専門知識を有し、他診療領域の歯科医師または医師らとの協力関係にあって適切な指示を与える能力を有する者としています。
専門医資格
 専門医試験受験資格は、学会認定医資格を有し12年以継続して学会会員であり、矯正歯科臨床に関連する報告を発表した者、学会倫理規定を遵守する者に与えられます。
 審査は、臨床試験として課題症例10症例(分類された10のカテゴリーから各1症例を提出し、外科的矯正や唇顎口蓋裂治療、早期治療、抜歯、非抜歯、アングル分類、他などの基準が定められている)の提出と、それについての口答試問により行われますが、公平性をきするため、症例提出時には受験者指名は伏せられ審査が行われます。この提出症例には、自己治療症例誓約書、および患者、または保護者の同意書が添えられ複数の歯科医による治療例においても一症例につき一度の申請の厳格性を維持しています。審査も複数の審査員で行われ審査作業員は公表されておりません。この様な審査に合格し登録した者には専門医認定証が交付されます。


専門医の更新
 専門医の更新を行う場合5年毎に3症例を学会の認めた学術集会において報告し、審査に合格しなければなりません。

 いろいろなお問い合わせの中で「矯正歯科」の有り方と、「認定医」や、そして「矯正歯科専門医」との関係についてご質問を受けることがありますが、現在、歯科では、認定医制度矯正歯科専門医制度とは関係なく、歯科医であれば、誰もが「歯科」、「矯正歯科」、「小児歯科」など自由に選択して公に表示することができるのが現状です。 ですから どうぞ患者さん側が、いろいろな情報を集め、正しい判断の眼で医療を受けて戴きたいと思います。
 やり直しの効かない大切な身体のことです。フカワ矯正歯科は学会認定医であり、そして矯正歯科専門医の認可を受けておりますので、その点、どうぞ安心してお任せ戴きたいと思います。