閉院のお知らせ

フカワ矯正歯科医院は皆様のご理解とご協力のもと診療を行って参りましたが、
2024年3月をもまして閉院することとなりました。

諸般の事情により閉院することに対しお詫び申し上げますと共に、
長年お付き合いいただき心より感謝申し上げます。

ご連絡、お問い合わせは、出来ましたら2月末までにお願いいたします。
閉院作業の為、当医院での受診対応が難しくなっております。

ご理解とご協力の程お願いいたします。

新型コロナウイルス感染症予防対策

当院では、日頃より
安心して医療を受けられるように、
手指消毒、医療用ゴーグル・マスク・フェイスシールド着用、
口腔外バキュームなどの感染予防策、職員の体調管理など万全の対策をとっております。

通院の患者様には、

  • 手指消毒アルコール液で洗浄して頂きます。
  • 健康観察アンケートの記入をお願いします。
  • 非接触型の体温計で計測し、微熱の有る方は受診を自粛して頂くことも有ります。
  • 消毒液で30秒間うがいをして頂きます。
  • 玄関や窓を定期的に開けて換気を行っています。
  • 密集を避ける為に、お口の中の状態が良く、緊急性の無い方を中心に予約スケジュール調整をお願いしています。
  • 装置を入れている患者様の治療や急患の患者様の対応は通常通り行っております。
  • 県外から通院している患者様には、体調を整えてからの受診をお願いします。
  • 発熱、咳など風邪の症状の有る患者様は、受診を自粛して頂き予約の変更をお願いします。

院内の感染を防ぐ為、患者様にはご迷惑をお掛け致しますが ご理解とご協力をお願い申し上げます。

第47回 日本臨床矯正歯科医会 アンコール賞

2020年2月20日木曜日
浦和市のロイヤルパインズホテル浦和で開催された第47回 日本臨床矯正歯科医会大会において

「先行乳歯を抜歯するだけでなく、骨壁の剥離掻把により
遠心傾斜した歯胚を本来の位置に誘導した下顎第二小臼歯の症例」

と題して講演しアンコール賞を戴きました。

講演内容は、乳歯と永臼歯の交換の時期において、

1.萌出途中の永臼歯歯胚は基本的には直進すると思われるが、障害物にぶつかると
そこで止められるか、歯小嚢の周囲の乳歯根や脆弱な骨組織を吸収して、側方に萌出方向を変えて移動することがある。

2.後継永臼歯の萌出異常に対して先行する乳歯を抜歯すると同時に
乳歯根と永臼歯歯胚の歯小嚢との間の歯槽骨の一部を剥離掻把することによって、
永臼歯歯胚を本来の萌出位置に誘導することができることがある。

3.単に乳歯を抜歯しただけでは、歯槽骨の骨芽細胞により造骨機能が働いて抜歯窩は新生骨で充満され、
後継永臼歯の萌出経路とならない、歯小嚢が抜歯窩と交通することで、
乳歯根由来の破骨細胞の影響もあって持続的骨吸収により萌出経路となるのではないか。

4.萌出途中の永久歯胚の歯小嚢は乳歯冠のエナメル質を吸収しないまた充填物も吸収できないので、脱落するまで障害物になる。

日本臨床矯正歯科医会 アンコール賞

矯正歯科専門開業医で組織された日本臨床矯正歯科医会と言う学会があります。
2017222日(水)23日(木)に成田市のヒルトン成田ホテルで
44回日本臨床矯正歯科医会大会が開かれました。
大会のテーマは“成長期の不正咬合を考える”—連携の新しい形—でした。
前年の長野の大会で
「下顎前歯に咬合性外傷の見られた重篤な過蓋咬合のtwo incisors症例」と題し症例展示し、
会員投票でアンコール賞にノミネートされ、
今回の講演で賞を戴きました。
初診が1988227日、およそ30年近く昔の症例です。
上下の前歯が内側に倒れて、下の前歯が上の前歯の後ろに隠れて
全く見えない状態で、咬むと下の前歯が口蓋の歯肉を咬みこんで
痛くてたまらないと言う10歳の女性の訴えでした。
奥歯を支える上下の歯槽骨の垂直的な発育などを利用して治すことができました。
まさに成長期でなければ治せないような非常に難しい症例でした。
後戻りについても注意をはらい、治療後約10年、
更に20年後の資料を採って、後戻りを防ぐ方法について考察し、
今回それを講演しました。

富士山の日

2月23日は「富士山の日」。
この日を中心に静岡・山梨両県で開催される記念行事など、
2月から3月にかけて各地で様々なイベントが開催されます。
富士山の豊かな恵みに感謝するとともに後世に美しい富士山を残していきましょう。

インフルエンザ&ノロウィルスに注意

冬の感染症が流行する季節がやってきました。
感染予防のためには基本である手洗いうがいをきちんと行い、
栄養バランスのよい食事や十分な睡眠をとるようにしましょう。
またお口を不潔にしておくと、細菌が増殖しインフルエンザウイルスを手助けしてしまう唾液中のプロテアーゼという酵素を作り出してしまいます。
歯磨きでお口の中を清潔に保ち体調管理には十分気をつけたいものです。

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016

募集期間:2016年6月4日(土)~2016年9月23日(金)
「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は、日本歯科医師会が1993年から実施しているキャンペーンで、『「いい歯で、いい笑顔」を日本中に。』をキャッチフレーズに、「8020(ハチマルニイマル)(80歳になっても20本以上自分の歯を保とう)運動」の一環として笑顔の大切さを改めて伝えることを目的としたキャンペーンです。
今年もあなたの、そしてあなたの大切な人の「とびきりの笑顔」の写真を募集します。
詳しくはこちらhttp://bestsmile.jp/

歯と口の健康週間(6月4~10日)

厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会が実施している週間です。
「歯の衛生週間」が変更され、2013年から「歯と口の健康週間」という新しい名称になりました。
国民に対する歯科衛生思想の普及運動として昭和3年6月4日に「ムシ歯予防デー」の名称で始まりました。
2016年度は「健康も 楽しい食事も いい歯から」の標語のもと、全国各地で地域住民参加型の各種啓発事業を展開します。
歯並びや噛み合わせは、大丈夫でしょうか?ご家庭でも、お口の中の健康チェックを致しましょう。


駿河屋さんOPEN

以前、りそな銀行さんが入っておりました店舗に、
子供さんから大人まで幅広い層に人気の駿河屋さんが5月8日にOPENしました。
長らく寂しかった1Fが賑やかになりました。

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第74回 日本矯正歯科学会 福岡大会出席

11月18日~11月20日、福岡国際会議場で第74回日本矯正歯科学会大会が開かれました。
当院は、『萌出方向の異常で上顎側切歯の歯根に近接した犬歯を直接牽引することなく本来の萌出位置に誘導した4症例』という演題で症例展示をしました。
骨の中で前方にずれた犬歯(八重歯)について周りの歯を動かしたり乳犬歯を抜くなどして、犬歯の萌える道すじを開けてやると、大きく歯肉を切ったり、直接牽引したりせずに、自然に
本来の萌える位置に犬歯を誘導出来たと言う内容の発表です。
多くの大会出席者から高い評価を戴きました。
そして光栄な事に日本矯正歯科学会より『学術大会優秀発表賞』を頂戴致しました。
今回の受賞を励みに、今後更に研鑽を重ね精進し皆さまのお役に立ちたいと存じます。

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