日本臨床矯正歯科医会 アンコール賞

矯正歯科専門開業医で組織された日本臨床矯正歯科医会と言う学会があります。
2017222日(水)23日(木)に成田市のヒルトン成田ホテルで
44回日本臨床矯正歯科医会大会が開かれました。
大会のテーマは“成長期の不正咬合を考える”—連携の新しい形—でした。
前年の長野の大会で
「下顎前歯に咬合性外傷の見られた重篤な過蓋咬合のtwo incisors症例」と題し症例展示し、
会員投票でアンコール賞にノミネートされ、
今回の講演で賞を戴きました。
初診が1988227日、およそ30年近く昔の症例です。
上下の前歯が内側に倒れて、下の前歯が上の前歯の後ろに隠れて
全く見えない状態で、咬むと下の前歯が口蓋の歯肉を咬みこんで
痛くてたまらないと言う10歳の女性の訴えでした。
奥歯を支える上下の歯槽骨の垂直的な発育などを利用して治すことができました。
まさに成長期でなければ治せないような非常に難しい症例でした。
後戻りについても注意をはらい、治療後約10年、
更に20年後の資料を採って、後戻りを防ぐ方法について考察し、
今回それを講演しました。

 

下顎前歯に咬合性外傷の見られた重篤な過蓋咬合のtwo incisors症例